人生初、1人立ち飲み。我、国際通りを彷徨う。
from Myplace
沖縄の良いところ
「1000円で、アルコール3杯と1品がついてくる」
通称、1000ベロ。
お酒が強くない自分だと、2000円あれば、十分、気持ちよくなれる。
一般ピーポーからみたら、すごく有難い、この1000ベロ。
沖縄に来て1年、初めて1人で立ち飲み1000ベロに行ってみる。
前提、おれは内向的です。
仲良くなると心開くが、基本的に自己開示は苦手。
そんなおれが、立ち飲みで、1人。
隣の人が、ギャル2人組とか来たらどうしよとか考えてたら、
普段は51のBPMが86に上昇。
ぐるぐる散歩をして、
みんな大好き足立屋に到着。
一緒に飲んだ方は、
新婚旅行で沖縄に来たフリーランスのイベンター兼デザイナー。
イケてるお兄さん。服装からして、かっこいい方。
何気ない自己紹介、なんで沖縄にきたんですか、仕事のはなし。
そんなアイスブレイクを終え、
一番盛り上がったのは、宗教の話。
日本は宗教に対するイメージが悪すぎるって。
そう、おれは、学生時代、イスラム教の認知とイメージ向上のインターンをしていた。
おれにとって、
宗教とは、
「人間の原理原則」と思ってる。
クラスの人気者、社会、会社で活躍している人。
そういう人の特徴は、宗教という抽象概念の世界に言語化されている。
それは、キリスト教だろうが、イスラム教だろうが、ユダヤであろうが、仏教であろうが。8割は一緒ではないか。
自己啓発が好きな人は、
何千年の歴史で紡がれた宗教に触れることがおすすめ。
フリーランスのお兄さんは
コートジボワール人が日本に来た時、
黒人という理由なのか、職質をめっちゃ受けたらしい。
しかも、そのコートジボワールの方。
怪しい、スパイスのような粉を持っていたらしく、
それが怪しまれる。
匂うと、鼻の奥が痛くなるほどきつい匂い。
警察は、つんつんする匂いにやられたってさ。
「宗教、黒人」
いつのまにか張られたレッテル。
そのヒト、モノに触れないと、
レッテルは剥がれない。
この沖縄一人飲みをする中で、
多様な人と出会い、
色んなレッテルを剥がすこと。
真っすぐ場を楽しむこと。
沖縄の国際通りは
多様な観光客と沖縄っぽさが混ざり合った
きったねージャングル。
沖縄っぽい、おじちゃんと話すもよし、
観光客と話すもよし、
ギャル2人組と話してみるもよし、
大企業のCFOとかも国際通りで出会えるらしい。
おれたちは人間だ。
地球人だ。
生物だ。
それだけで、仲良くなれる自分で在りたいですね。